最近読んだ本で、
「遠くにいるクジラを食べる」例話について知りました。

こんな話。
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哺乳類最大のクジラは体重がなんと50トンとなるものも存在するそうです。
人間の1日の食事の量(重さ)は1.5kgと聞いたことがありますので、この前提で単純に割り算すると、

50,000kg÷1.5kg=33,333

この計算であれば、100人でクジラを「1年間かけて食べる」という計画は可能であろうし、「2年間かけて少しずつゆっくりと食べる」という計画は十分に達成可能なことではないかと思われます。

では、これが2年間ではなく、1日だったらどうか?
常識的に考えれば無理だし、初めからクジラを1日で食べよう、と考える人はいないでしょう。

しかし、現実ではこのようなことが平然と行われているのです。
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つまり、成し遂げたい目標やビジョンがあったとしても、それに近づくためのアクションを先延ばしにしているといつまでたってもたどり着きませんし、

期限が近付いたと思ったらもう時すでに遅し、

ということが多々あるのではないかということ(思い当たる節が多すぎる汗)



そして最近教えていただいたことは、

アクションを細分化していく

という考え方。


クジラでいうと

「1日1.5kg食べる」
というアクションをすることにしたとして、更に
「ナイフとフォークで切り取って食べる」

というアクションに細分化するようなものかと思っています。



これを仕事に置き換えると、

「今月100万円の売り上げを挙げる」
ということを目標にしたとしても粗すぎで、
「Aによる売上を20万円、Bによる売上を30万円、Cによる売上を50万円挙げる」
とすることになりますが、これでも粗すぎで、
「Aのためのa1、a2、a3という行動をする。Bのためのb1、b2、b3という行動をする。Cのための、、、(以下略)」

というところまで落とし込むことで、より精度が上がるという考え方でした。


「今月100万円の売り上げを挙げる」
の段階では「超がんばろう!」という漠然としたものになりがち。
細分化して細分化して、とある程度繰り返していくと、気合いがどうとか能力がどうとかいう以前に、


そもそもその目標って、このやり方では絶対達成不可能じゃん?


ということに気づいたりもします(こういうことは結構あると思います汗)。



ということで、9月になり、まずは年間の達成目標に必要な件数(A、B、Cの洗い出し)を完了。
明日はa1、a2、a3を洗い出すことにします。その先はある程度の必要時間の算出(仮定)で実現可能性をしっかりと目で見えるように調整してみようと思います。